ボディメイクとリハビリテーション

理学療法士6年目  趣味:筋トレ 臨床でのリハビリテーションの経験と筋トレでの経験を統合して様々な情報を発信する

学生必見〜実習をクリアする為に〜その2

前回は実習に行く前の準備を書いていきました。

 

 

今回は、いよいよ実習が開始され、不安の中でどのような意識をして過ごせば良いか個人的な意見を書いていきたいと思います。

 

 

実習に行ってからの心得

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いよいよ実習が始まりました。

 

 

最初は慣れない環境でなにもかもが疲れると思います。

 

 

しかし、その中でも能動的に行動を起こす必要があります。

 

 

実習中に充実した日々を送る為に必要なことは・・・

 

 

ズバリ、スタッフと良好な関係を築く事です!!

 

 

前回お話した実習前の準備も実際は、スタッフと良好な関係を築くことと直結しています!

 

 

とはいってもすぐに良好な関係は築けません。

 

 

長期実習であれば1つの実習地で約2ヶ月を過ごす事になり、徐々に築いていけるものになります。

 

 

実習では基本的にわからない事ばかりで、スムーズに過程をこなすことはほとんど無理といっていいでしょう。

 

 

SVやスタッフの指導があって、やっと形になってきます。

 

 

したがってスタッフと良好な関係を築けなければ実習が上手くいくはずがありません。

 

 

ここでは重要なポイントを2つ程挙げていきたいと思います。

 

 

〜スタッフとの良好な関係を築く為には〜

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良好な関係を築くと言っても、スタッフにゴマをするとか媚びを売るとかいう意味ではありません。

 

 

しっかりと目的意識を持って行動をすればスタッフも親身に協力してくれて良好な関係は築けます。

 

 

1.第一印象

 

第一印象は人の印象をほとんど決定させてしまうといっても過言ではないほど、大切になります。

 

 

場合によっては話もしていないのに、偏見を持たれてしまう場合もあるので、気をつけていきましょう。

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実習地によっては事前挨拶といって実習開始前に訪問し、事前に挨拶をさせていただく場合があります。

 

 

また、事前挨拶はいらないよという実習地もあるので、その場合は実習開始1日目になります。

 

 

どちらにせよ、まずはスタッフの人も、どんな学生が来るかな、、と気にしています。

 

 

単純ではありますが、

 

 

服装や髪型などの身だしなみを整えてきているか。

 

 

リハビリだけでなく、受付や患者様にすれ違ったら挨拶ができているか。

 

 

SVに質問した際にメモを取れるように準備ができているか。

 

 

これらもスタッフはみています。

 

 

ここでしくじると印象が悪くなってしまうので、きちんと準備していきましょう!!

 

 

緊張するのは当たり前なので、気にしなくても大丈夫です!

 

 

逆に緊張しない方がおかしいので、前日までにしっかり準備して挨拶や初日に備えましょう!

 

 

2.目的意識を一致させる

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まず大切なことは、学生は何をしに実習にきているのか・・・

 

 

理学療法士になりたい、その為に知識・技術を学びたい

 

 

当たり前ですよね。

 

 

ではこのような意識があれば、どのような行動をとりますか??

 

 

しっかり患者様の病態を把握するために調べてきますよね?

 

 

目標設定をどこにおくのか、患者様としっかり会話をしてコミュニケーションをとりますよね?

 

 

知識・技術を高める為に治療の内容をより詳しく知りたいと思い、治療見学をお願いしますよね?

 

 

これらの行動が大切です。

 

 

これは知識・技術は関係ないですよね!

 

 

頑張れば誰でもできることです。

 

 

人見知りだから・・・

 

 

会話が苦手だから・・・

 

 

見学をお願いする勇気やタイミングがなくて・・・

 

 

上記の行動ができない学生の多い言い訳です。

 

 

しかし、誰でもできる事ができないとなると、、、

 

 

何しにきたの?ってことになり、こんな学生に教えてもしょうがない、と思われたりするんです。

 

 

実習生の指導はほとんどの場合がスタッフはボランティアで行います。

 

 

別に指導をしようがしまいが給料は変わりません。

 

 

給料が発生しないのにも関わらず、休憩時間や業後にフィードバックを行なったり、業務中の忙しい時に質問を受けたりして喜ぶ人はほとんどいないと思います。

 

 

そんな中で学生が当たり前の行動をとらなかったらどう思います??

 

 

まず、見切られるでしょう。

 

 

これが現実です。

 

 

だから当たり前の事をしっかりやることが大切なんです!!

 

 

実習に合格したい感を前面に出す学生もいます。

 

 

もちろん合格しなければ、学校を卒業することは出来ませんし、理学療法士にはなれません。

 

 

しかし、合格したいと思うほど

 

 

失敗したらいけない、、

 

 

怒られてはいけない、、

 

 

と思い、積極的に行動できなくなることもあると思います。

 

 

これでは、スタッフとのコミュニケーション不足に陥りやすく、良好な関係が築きにくくなってしまいます。

 

 

SVや他のスタッフは

[臨床は難しいけど楽しい、もっと知識・技術を向上させたいと思うキッカケになってほしい]と考えていると思います。 

 

 

このように、学生の実習に来た目的とスタッフの思いが一致している事が大切です。

 

 

どんなに精神的、肉体的にキツい時期でもこれを忘れなければ、きっと充実した日々が過ごせることかと思います。

 

 

是非とも今回の内容を参考にしていただいて、行ってよかった!と思える実習にしてもらいたいと思います。

 

 

まとめ

  1. 実習を充実したものにする為には、スタッフとの良好な関係を築くことが大切
  2. 第一印象は身だしなみに気をつけ、挨拶をしっかりと行い、メモ帳なども用意しておく
  3. 学生とスタッフの目的意識を一致させる。