理学療法士になるために〜心得編2〜
前回は理学療法士を目指す人の学校選びと勉強内容について軽く話していきました。
今回はその続きになります。
最大の壁〜臨床実習〜
3年制の専門学校の場合、2年生からは評価実習、3年生からは臨床実習と精神的にも肉体的にも1番つらい壁があります。
これは気合と根性で乗り切るしかないです。笑
実習に行く前の心得を別で話したいと思います。
まぁざっくり言うと、
自分の知識の無さに落胆し、
課題の多さに発狂し、
睡眠不足で思考回路が低下し、
ずっと気疲れしている状態です。笑
臨床実習に合格したらまずは大きな壁をクリアしたと言っていいでしょう!!
しかし、ほっとする間もなく卒業試験・国家試験に向けた勉強が始まります。
卒業試験に関しては学校によって規定が変わると思いますので割愛しますが、国家試験に受かるために作る内容なので
国家試験よりも難しくなっている場合が多い
と思います。
私も臨床実習が終わる頃まではとりあえずテストに受かる単位を落とさないための勉強を続けており、そこまで自分を追い込んで勉強してはいませんでした。
しかし国家試験対策の時期になってくると、学校内でも勉強モードの空気が激しくなり、自分も徐々に焦りが出てきたことを覚えています。
卒業試験に合格すれば、ほとんどの場合は国家試験もクリアできると思います。
国家試験よりも難しい卒業試験に合格したわけですから!!!
特に専門学校などでは、国家試験の合格率というものが最大の宣伝になると思います。
合格率60%と100%の学校ではどちらに行きたいですか?
後者ですよね!!
国家試験の合格率は昨年度の全国平均が81%とぱっと見は高いように感じます。
また過去の合格率を見てもだいたいが80%から90%までかなり高い数値になっています。
しかし国家試験を受けるための学校を卒業するということにおいて、人数がかなり絞られているため、そもそも合格するであろうと思われる人材しか国家試験は受けていないのが現状です。
したがって国家試験が簡単なわけではなく、人数がかなり絞られているということです!!
これから理学療法士になりたいと思っている高校生や社会人の人で専門学校や大学に入学しようと考えている人は、それなりの覚悟を持って入学されることをお勧めします。
しかし、国家資格を持っていると就職や転職の時にかなり有利になると思います。
これから日本は超高齢化社会にどんどんなっていきます。
その時に理学療法士は必ず必要になります。
夢を叶える為に、しっかりと努力していきましょう!!