ボディメイクとリハビリテーション

理学療法士6年目  趣味:筋トレ 臨床でのリハビリテーションの経験と筋トレでの経験を統合して様々な情報を発信する

姿勢が崩れる要因

姿勢が崩れる要因

前回は良い姿勢について簡単にお話しました。

自分でチェックできるポイントがあれば姿勢を修正しようとする意識も芽生えてきますよね。



今回は姿勢が崩れる要因についてお話ししたいと思います。



1番イメージし易い高齢者の姿勢の場合、背骨が曲がっていますよね。



原因として・・・



姿勢保持筋の筋力低下


加齢からくる脊柱の変形


圧迫骨折による関節変形


バランス能力低下による重心の下方化



など加齢的変化も含めて身体機能の低下により徐々に姿勢が崩れ行きます。


若者場合でも姿勢の崩れは高齢者ほど著明ではありませんが現れます。


仕事姿勢(肉体労働・デスクワーク)


スマホを使うときの姿勢


スポーツの競技特性


姿勢保持筋の筋力低下



など生活習慣の積み重ねが姿勢の崩れに影響されることが大きいです


最近は、TVなどでも姿勢を修正するグッズや運動がたくさん紹介されていますね。


このグッズを使用すると姿勢が修正された!


1日数分この運動を続けるだけで修正できた!



これらの情報も自分に合った方法であれば有用な情報になると思います。


しかし、人は個人差があります。


腰痛といっても・・・


前屈動作で痛い


腰を反ると痛い


では動きが全く逆になりますし、原因も異なる可能性があります。



したがって、良い姿勢にする方法としては



自分がどのように姿勢が崩れていてなぜ崩れているのかを把握することが重要です

先ほどの姿勢が崩れる要因として生活習慣による影響とお話しました。

もう少し具体的に話すと・・・


デスクワークの時、パソコンがデスクの右側にあり、身体を常に少し右に捻っている


重いものを運ぶ時重心を下げずにしゃがみ、腰が曲がったまま物を持ち上げる動作になっている


片脚立ちが出来ない(若者の場合は閉眼で行う)


身体が硬い(柔軟性の低下)


などがあります。


よくよく見ていると自分に当てはまるものがあるかもしれません。





まずは自分の身体を知る事、生活習慣を客観的にみる事が大切だと思います。



workout-kotaro.hatenablog.com