ボディメイクとリハビリテーション

理学療法士6年目  趣味:筋トレ 臨床でのリハビリテーションの経験と筋トレでの経験を統合して様々な情報を発信する

良い姿勢とは?

今回は姿勢についてお話ししてみたいと思います。

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みなさんは良い姿勢とはどのような姿勢をイメージしていますか??

 

背骨がピンと伸びている姿勢。。

 

胸を張っている姿勢。。

 

なんとなくはイメージ出来ると思います。

 

 

逆に悪い姿勢のほうがイメージしやすいと思います。

 

猫背になっている。。

 

膝が曲がっている。。

 

特に高齢者に多い姿勢ですね!

 

リハビリにおいても高齢者を対象として治療することが多いため、姿勢の改善を図ることは大きな目標となります。

 

 

また、ワークアウトにおいても姿勢を正してからトレーニングを行うことが対象としている筋肉に刺激を与えることができます。

 

まずはリハビリ業界では基本の姿勢チェックをするポイントを簡単に説明していきます。

 

ただ、あくまでざっとみた指標なのでこれがみれたらすべてOKというわけではありませんが。。。

 

まずは真後ろからみた立位姿勢の場合です。

 

後頭隆起・・・頭部の真ん中

椎骨棘突起・・・背骨の真ん中

殿裂・・・お尻の割れ目

両膝関節内側・・・両膝の間

両内果の中心・・・両内くるぶしの間

 

これらが地面に向かって垂直になっているかを確認します。

 

ポイントとしては・・・

 

頭が傾いていないか

 

肩の高さは左右対象か

 

骨盤が左右どちらかにシフトしていないか

 

膝が内反または外反していないか

 

踵は真っ直ぐ地面についているか

 

など左右の崩れがないかを確認します。

 

 

次に横からみた立位姿勢です。

 

耳垂・・・耳たぶ

肩峰・・・肩の一番外側にある骨

大転子・・・股関節の骨

膝関節前部・・・膝のお皿より少し後方

外果の前方・・・外くるぶしの少し前

 

これらが地面に向かって垂直になっているかを確認します。

 

ポイントとしては・・・

 

頭が前方に傾いていないか

 

猫背になっていないか

 

膝はしっかり伸びているか

 

など前後の崩れがないかを確認します。

 

これらは目でみてすぐにわかる指標なので、皆さんも鏡でみて確認してみてください。

 

この2つのポイントが、垂直になっていればあなたは自信をもって良いと思います!笑

 

 

実際、リハビリに来られる患者様ではこれらが垂直になっている人はほぼゼロです。

 

これは高齢者でも若者でも同じです。

 

また、リハビリにこられてない・どこにも痛みがない人でも崩れている人は多いです!!

 

ではなぜ、姿勢が崩れるのか。。。

 

これはまた次回で!